派遣薬剤師やパート薬剤師の副業は会社にばれます。
私はブログを始めるまで、雇われの薬剤師として生きてきました。ブログからも収入を得られるようになると経費を使えるようになって節税面でも有利になれます。
私も現在勤務している調剤薬局では副業は禁止されています。この記事を読んでくださっている方のなかにも、「副業は禁止だ」という職場で働いている方も多いのではないでしょうか。
私の場合だと「薬剤師になったからには副業までするものではない」と、思考を固めてしまっていたことも今までブログをしてこなかった原因の一つです。
- 副業禁止の薬剤師ができることはないか気になっている人
- ブログを始めた薬剤師の考えるメリットを知りたい人
- ブログを始める前に注意点を知っておきたい人
実際、薬剤師の勤務先の就業規則で副業を禁止としている場合が多いですので、この記事で知識をつけていきましょう。
副業禁止の薬剤師ができることは趣味ブログ
副業禁止の薬剤師ができることは趣味としてのブログ運営です。
法律で副業を禁止されている薬剤師
副業を法律で禁止されている薬剤師には、以下の2つがあります。
- 公務員の薬剤師
- 管理薬剤師
公務員薬剤師や管理薬剤師に当てはまる薬剤師は、副業を法的に禁止されています。
公務員薬剤師や管理薬剤師に当てはまる薬剤師が、副業で派遣薬剤師やパート薬剤師をしてはいけない理由を説明します。本業の会社で行う年末調整の際に、本業以外の給与収入があるとばれてしまう為です。
就業規則で副業を禁止されている薬剤師
公務員薬剤師や管理薬剤師に当てはまらない薬剤師は、副業を法的に禁止されていません。調剤薬局やドラッグストアなど民間企業に勤務している薬剤師のうち、管理職ではない方であれば副業が可能です。
ただし薬剤師を従業員とするほとんどの会社の規定では、未だ薬剤師の副業を禁止とする記載が多くみられます。
私たち薬剤師の界隈はまだですが、世の中のムーブメントは”副業解禁の時代“です。
2020年の新型コロナウイルスの影響を受け、さらに副業を解禁していく動きは活発になっていくでしょう。
いずれは薬剤師業界も他の職種に追いついて、副業を理解する日が来るとは思います。
薬剤師の副業が全面的に解禁されるまで指をくわえて待っているだけではもったいないです。具体的に就業規則で副業を禁止されている薬剤師が副業を始めるにはどうしたらよいのでしょうか。
給与からの所得を得るタイプの副業をしてしまうと本業の会社で行う年末調整の際に、本業以外の給与収入があるとばれてしまいます。
ちなみにウーバーイーツもアルバイトと違って給与からの所得にならないので会社バレしません。(ウーバーイーツは事業所得になります。)
会社が就業規則で副業を禁止する理由
会社が就業規則で副業を禁止する理由は、副業に労働力が割かれることで本業がないがしろにされるのを防止する為です。
会社側の目線に立ってみると他にも、
- 副業がきっかけの転職を防止する
- 薬剤師の独立や、退職を防止する
- あたなが会社の指示にNOと言わない薬剤師でいて欲しい
薬剤師が人手不足である限り、会社にとっては副業禁止の就業規則があるほうが都合がいいのです。
コロナで業績が不安定になった会社は、あなたの事を最後までは守り通してくれません。
今の会社以外でも生きていけるように、副業ブログを通してあなた自身の刃を研ぎましょう。
もし副業禁止の会社にバレても問題ない
公務員薬剤師や管理薬剤師に当てはまらない薬剤師の場合、就業規則の副業禁止規定に法的拘束力はありません。憲法、民法、会社法、労働基準法でも特に会社員の副業を禁止する旨の条文は定められていません。
むしろ会社側が「就業規則などの内部規定によって会社員の副業を禁止する」ことの方が法律上許されないのが一般的です。
就業規則に文字として副業禁止の規定を載せることは違反ではないです。しかし実際のところ、あなたが副業禁止規定を違反したところで責任を追及されたり、罰則の追及までされることはまずありません。
副業と趣味の違いはあいまい
副業の定義とは明確にありません。副業と趣味との違いもグレーゾーンです。
副業は法律用語ではなく、会社が独自に策定するルールだからです。
具体例を見ると株式投資や不動産投資は通常は副業にはいりません。もっと言えばメルカリでの物販も通常は副業になりません。副業禁止の会社に勤める薬剤師はメルカリで少しでも収入を得るとアウトなんて厳しすぎますよね。
あえて”副業ブログ”とは呼ぶ必要はありません。趣味ブログと呼んでいきましょう。
副業禁止の薬剤師がいま始めるべきはブログ一択の理由
副業禁止の薬剤師がいま始めるべきはブログ一択の理由は、会社にばれないだけではありません。薬剤師の副業には派遣薬剤師、パート薬剤師、Youtuberなどが挙げられます。
その中で、私が始めの副業にブログを選んだ理由についてお伝えします。
初期費用を小さく抑えられる
ブログが他の副業と大きく違いオススメできるのは、初期費用が小さく済むことです。
飽きたり続けられなくなった時でも安心です。
例えばせどりや物販だと、まず初期投資として在庫を抱える必要があります。ブログにはその心配がありません。
ブログは無料で始めることができます。1年続けても2年続けても無料です。
ちなみに私はブログ副業かYouTube副業で悩んでいました。YouTube副業の場合は、動画編集ソフト代や撮影機材代が高くつきそうなのでブログを選びました。どうしてもブログがうまくいかない時は、YouTube副業を始めるつもりでした。
どの副業が良いか悩む人は、初期費用が低い副業順に始めるのがおすすめです。
ブログ以外の副業を始める方も、なるべく初期費用はかけないように意識しておくと、後々気持ちの余裕も生まれるのでおすすめです。
調べ学習の延長でブログを書いてもいい
ブログでは調べ学習の延長で記事を書くのもありです。
何を書いても書かなくても自由です。ブログにノルマはありません。あなたのためのブログです。
自分の好きなことを通じて収入になる喜びを、副業ブログで知ってみましょう
あなたの得意なことや知っていることがあれば、思考の整理とライティングの勉強になります。
仕事終わりや休日にまとめて調べものをしているなら、その延長でブログの記事にしてみるとより深い学習にもなります。
これから知りたい分野や興味があるのことについても、調べるついでに記事にするのもいいでしょう。ホントはやりたいけど後回しにしている事がある薬剤師さんにもオススメです。
投薬や薬歴記載のスキルアップにつながる
副業としてブログを始めると、投薬や薬歴記載のスキルアップにもつながります。
ブログ記事を書いていく段階で自然と思考を整理する癖がつくからです。
もともと薬剤師として対人業務を多くされている方であれば、実はもともと思考の整理は得意かもしれません。
ブログも楽しく続けられるといいですね。
対人業務はあまり得意ではないという薬剤師の方でも、ブログで訓練していけば自然と得意になってくるでしょう。
最初は慣れなかったのですが、自然とブログ記事を書き続けていくうちに書き方に慣れてきます。
説明が上手になれる
副業でブログの記事を書くことに慣れてくると、日常生活で説明が上手になってきます。
ブログでは、不特定多数の人を対象とした文章を書いて読んで納得してもらうのがゴールです。
薬剤師の仕事の中では、患者さんや医師に説明するときに応用が利きます。
さらにブログを活用すると知識のアウトプットまでできます。インプットまではできていても、アウトプットの機会はなかなか貴重です。
ブログを始めると、アウトプット型の学びにつながる
仕事中の時間つぶしになる
ブログ副業は生活や会社の中でのスキマ時間をうまく活用して有意義になります。
薬剤師をやっていると貰える給料のわりに暇な時間も結構ありますよね。
「働いてからより、学生時代の方が忙しかったわー」
といった方も多いのではないでしょうか。実は私もその一人です。
私も以前は薬剤師の中ではハードワークをしていた方だと思います。体も壊しました。
しかし余裕がない人生は楽しくないです。せっかく薬剤師資格もあるのに今の環境がつらい人はこちらの記事も参考にしてください。
転職前の私の場合だと、トイレに行く時間も人員の余裕もありませんでした。
ブログのネタは何でも自由です。日常や業務の中でも思いつく機会が出てくるでしょう。メモ帳に残していきましょう。
ただし、業務中もずっとブログのことしか考えないのはダメですよ。本業もある程度こなした上での副業です。
本業はプロフェッショナルとしての薬剤師であることを忘れない
アイディアが産まれる瞬間が最高!
ブログの種類にもよりますが私の場合はライフブログです。
はじめのうちは何も書くことがなくて苦労しました。自分には何もない人間だと思っていたからです。しかし自分には他の人とは違う経験があります。なぜなら自分の人生を生きてきたからです。
いざブログを始めてみると、あなたのノウハウを欲しがる人の存在に気が付くと思います。
私の場合はブログのデザインを思いつく瞬間がたまらなく好きです。
そしてアイディアが産まれる瞬間は、日常のいついかなる時かはわかりません。アイディアが生まれるたびに、きっとあなたは自身が特別な存在であることを思い出すでしょう。
日常に喜びがあると楽しいです。
ブログを読んでくれたすべての人に感動を与える必要はありません。すべての人に感動を与えるのはディズニーやジブリがやってくれます。
だれか一人の為にでもなる記事が書ければ100点満点◎です。
副業ブログを始める前に知っておくべき注意点
薬剤師が副業ブログを始める前に知っておくべきことは主に人間関係のトラブルです。
副業をしていることを公言するメリットはない
副業でブログをしていることを周囲に公言するメリットはありません。
本当なら「この記事をどんどん紹介してねー」って言いたいw
副業をしている人は嫉妬の対象になりやすいです。薬剤師同士だと特に嫉妬されやすいです。いくら言葉で”趣味としてのブログ”だと伝えても、どうしても副業には金銭が絡むため印象は悪いようです。
仕事上のミスやトラブルもあなたの副業を理由にされてしまうとモチベーションも保てません。
幸いにもSNSでの交流もしやすい時代なので、ブログの友達はネット上で見つける事を強くオススメしておきます。
会社以外の横のつながりも育みましょう。
会社からの印象は悪い場合がほとんど
あなたにとってのメリットは会社にとってはデメリットにもなります。
- 副業がきっかけの転職を防止する
- 薬剤師の独立や、退職を防止する
- あたなが会社の指示にNOと言わない薬剤師でいて欲しい
副業を始める前に会社に、ひとこと相談なんて不要です。
副業を始める前に会社へ相談は不要
会社の許可をとって趣味(=副業)に興じる人はいません。トラブルの元です。
ただし会社の方針や上司の人柄によるところは大きいです。
薬剤師の副業に理解のある会社の場合は、ブログにより向上するスキルを認めてもらえて評価だけでなく、待遇まで良くなるケースだってしっかりとあります。
私たち薬剤師の界隈はまだですが、世の中のムーブメントは”副業解禁の時代”です。
2020年の新型コロナウイルスの影響を受けて、特に2021年からはさらに副業を解禁していく動きは活発になっていくでしょう。
我ら薬剤師の会社も数年後には他の職種に追いついて理解されるようになってくると思っています。
今のうちからブログ副業を始めておきませんか?
【法律を知ってから動く】薬剤師こそ始めるべきおすすめの副業4選!
薬剤師におすすめできる他の副業についても確認しておきたい方はこちらの記事もどうぞ。
薬剤師の資格を活かし高収入を得る、かつ薬剤師キャリアとしての成長にもつながる事を条件として4つ厳選しました。
まとめ:副業禁止の薬剤師がいま始めるべきはブログ一択でした
この記事で副業ブログに対して興味を示してくれた方がいると嬉しいです。
副業を会社にばれたくない方は、ブログやYouTubeなどの給与を貰わないタイプの副業を選んでください。派遣薬剤師やパート薬剤師の副業を始めたい方は、会社の上司に副業の相談をしておくと安心です。
まずは副業ブログで一緒にはじめの一歩を踏み出してはみませんか。
何かわからないことがあればお問い合わせください。
いつでもブログ仲間をお待ちしています♪
以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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