30歳から薬剤師の年収も職場によって大きく差が出てきます。
6年制の薬学部を最短で卒業しても社会人として働き始めるのは24歳になってから。薬剤師としての経験を重ね30歳で役職がつく人もいれば、ライフステージが変わってくる人もいます。
同僚ですらなかなか見せてくれないのが、「忙しい日の薬歴」と「給与明細」。そこで30歳、調剤薬局、管理薬剤師である私の給与明細を公開します!
2022年(令和4年)5月に転職した後の給与明細なので、ウィズコロナであるこれからの時代に最適な情報だと思います。
ご自身の年収と比較して、現状を知ったり、モチベーションアップの助けになれば幸いです。
30歳、調剤薬局、管理薬剤師の給与明細
私の雇用条件だとボーナス等の賞与はありません。そのため30歳、調剤薬局、管理薬剤師である私の年収は595万円です。
給与明細の時点では住民税が引かれていないので、課税対象金額の10%が住民税で引かれるのを考慮した30歳、調剤薬局、管理薬剤師である私の手取り年収は436万円です。
当月は残業はありませんでした。残業になってしまう月も多少はあるので実際の年収はこれより多少上がってしまいますが、定時に終わる働き方を心がけています。
ちなみに正社員ではありますが、週休3日(週に32時間勤務)の雇用契約です。
一般的な30歳の薬剤師の年収は?
調剤薬局 年収490万円程度
ドラッグ 年収570万円程度
病院 年収460万円程度
あくまで私の周りの薬剤師の意見と2022年公開の政府統計(2021年度調査結果)から導き出した数値ですが、一般的な30歳の薬剤師の年収としては的確だと思います。
私の場合は管理薬剤師で、さらに勤務地は都市から離れた僻地という条件を満たしているので、一般的な年収より105万円多い条件で転職できました。
転職で年収を上げるために必要な条件は?
- 調剤経験の有無
- 精神科の門前
- 在宅に応需できるか
- 管理薬剤師
他の薬剤師がやりたがらない条件は、人員を確保するために年収が20万円〜50万円ほど上がる条件になります。
他には医師や薬剤師の年収は需要と供給で決まります。どの地域で働くのかも年収を左右する非常に重要な要素になります。
薬剤師は田舎で働く方が稼げるという話です。
年収が上がりにくい業種は?
- 小規模経営の調剤薬局
- ドラッグストア
いま私が勤めているのは、5店舗程度の小規模経営の調剤薬局です。経営者が在宅など単価アップにつながる加算を取らない方針のことも重なり、小規模薬局の懐には社員の昇給に回せるほどの余裕はないのが分かります。
今の職場でスキルアップができたら、さらに転職で年収アップを目指しています。自分でキャリアプランを築けると転職にも有利です。
ドラッグストア薬剤師は他の業種よりも初任給が多い分、給与の伸びしろがあまりないのが特徴です。
30代薬剤師にはワークライフバランスも大切
30歳からは年収だけでなくワークライフバランスも意識しておきましょう。20代から働き続けてきた職場が今の自分にとっても働きやすい環境といえるのか見つめ直すことも大切です。
私も週休3日を求めて29歳で今の職場に転職しました。
いざという時にはライフステージの変化に合わせて職場を変える選択肢も持っておくことが、これからを生き抜く備えになります。
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自分の価値を上げるための転職
忙しすぎる職場でどれだけ自己研鑽をしようとしても長続きしません。
自分のために成長できる環境を用意してあげることが薬剤師にとっては最高の自己投資だと考えます。
特に残業が多い、通勤時間が長い、単調な業務内容、給与が少ない(上がらない)という人は一度自身の環境を見直し転職活動をしてみることで今より良い環境にステップアップできるチャンスと考えてみましょう!
すぐに転職はしなくても、自分の住む地域の平均年収や有給休暇の取りやすさ、経営者が求めている資格やスキルを知ることは、たとえ転職を選ばなくても今の仕事を続ける上でもプラスになります。
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