いつでもネットで受講で完結し、受講制限もないeラーニングを選んだので、最短で研修認定薬剤師の単位が必要な方にオススメです。
研修認定薬剤師を申請するには新規の場合4年以内に40単位、継続更新の場合は3年間に30単位(各年5単位以上)の習得が必須となります。
薬剤師研修・認定手続きの電子システム「PECS」が稼働してから、単位の所得日は最短でもeラーニングを受講した月の末日にほぼ統一されました。(例えば4月中に認定期限をむかえる場合、4月の受講では間に合わず、3月中に受講し申請まで終える必要があります。)
なおPECSへのデータ反映は単位の申請月の翌々月末日ですが、更新申請は期限が来た後であっても期限の3ヶ月後までは更新申請ができるようになっているので、焦らずPECSへ受講単位が反映されてから更新申請を行なってください。
またeラーニングを受ける前にPECS登録を行っていなかった場合は単位は付与されず、その後に修正あるいは登録を行っても過去に遡って単位が付与されることがないので注意してください。
同時に複数のデバイスで受講してもシステム上でアクセス状況等が定期的にチェックされます。単位の所得に必要な時間は本記事のeラーニングの中だと基本的には変わりません。
最短で研修認定薬剤師の単位が取れるeラーニング5選!
いつでもネットのみで受講が完結できる日本薬剤師研修センター(G01)の中から選びました。受講制限もないので最短で研修認定薬剤師の単位が必要な方にオススメです。
①:メディカルナレッジ
受講できる講座数が最多でアプリも使いやすいので、どこでもいいからeラーニングの単位を集めたい人にはまず「メディカルナレッジ」がオススメです。
メディカルナレッジは毎月講座の更新がされますが、全体的な講義の進行は抑揚がなく単調な感じです。しかし退屈な講義とは裏腹に、機能性は分かりやすく使いやすいので初めての受講でも安心です。アプリ版もリリースされておりスマホでの操作性も快適に感じます。しっかりと設備投資がされている印象です。
動画視聴後それぞれの講座の○×2択式の確認テストを受ける必要がありますが、テストの点数に関係なく研修受講単位の申請が可能です。
1講座25分~40分程で、3講座受けるとで1単位分となります。短時間の動画から受講すると楽できます。
講座数:1162講座(387単位)
受講期間:1年間
確認テスト:点数に関係なく申請が可能
受講料(10%税込):24,420円(無制限)、19,800円(40単位)、16,500円(20単位)、14,850円(10単位)
支払方法:クレジット決済、コンビニ払い
②:かかりつけ薬剤師.com
『かかりつけ薬剤師.com』は1単位からでも取得可能で、研修認定の申請まであと数単位足りない方にの微調整にもオススメです。
『かかりつけ薬剤師.com』では、全ての講座の受講は無料です。ただし研修受講単位を発行する時点で1単位毎に会費500円ががかかります。新規登録に必要な40単位を申請するなら20,000円です。
講義内容はSiriやアレクサのような自動音声がひたすら文章を読んでいる感じです。10秒送りや10秒戻しの他、倍速再生もできますができます。ただし視聴時間はリアルタイムしか反映されず、動画の終わりまで行くと再生が自動で止まってしまうため、下手に再生機能をいじらないことをオススメします。
動画の受講時間の達成と確認テストに合格(正答率80%以上が必要、なんどでも可)すると、1単位を取得できます。
90分通しの動画も30単位分ありますが、中には2分割〜3分割されている動画もあります。動画中にポップアップによる視聴確認はなく気軽な受講ができます。90分通しの動画から単位を集めると楽できます。
PECSにおける単位は申請した月の末日付けの取得となり、取得単位の反映は申請の翌々月末(4月に申請した場合6月末)です。なお講座の申請をした日が研修修了日となります。
講座数:71講座(49単位)
受講期間:いつでも
確認テスト:80%以上の正解が必要
受講料(10%税込):受講は無料だが、研修受講単位1単位の発行につき会費500円
支払方法:クレジット決済、銀行振り込み
PECSへの反映:申請の翌々月末(4月に申請した場合6月末)
③:サプネット
「サプネット」は唯一のサプリメントや健康食品、機能性表示食品などに特化したeラーニングを受講できるサイトです。
ベーシックサプリメントからアンチエイジングに至るまで、 幅広い分野のサプリメント情報を網羅的に学べます。かかりつけ薬剤師だけでなく健康サポート薬局に求められる、サプリメントや健康食品を含む 健康相談業務に対しての知識をより柔軟に対応に身に着けることができます。
30分の研修動画を3本の受講と、15問中9問の「習熟度テスト」に正解(60%以上)すると、1単位を取得できます。
認定単位の申請は各月末で締め切り、翌々月末日(2ヶ月後)にPECSに反映されます。認定更新日がある月の、前月末までに必要単位を取得し単位申請を完了する必要があります。
講座数:150講座(50単位)
受講期間:1年間
確認テスト:9問/15問(60%)の正解が必要
受講料(10%税込):15,950円(無制限)、12,100円(10単位)、6,600円(5単位)
支払方法:クレジット決済のみ
PECSへの反映:申請の翌々月末日(2ヶ月後)
④:MPラーニング
医薬品卸業のメディセオが制作するeラーニング『MPラーニング』は、大学教授陣や専門家による監修のもとに、医療や栄養分野(サプリメント・健康食品を含む)、 薬事関連法規、対人接遇研修と幅広い分野で、実践的に有用な研修内容が盛込まれています。
MPラーニングでは、研修認定薬剤師の『新規取得コース』と『更新コース』の2つのコースがありますが、いずれのコースでも受講コンテンツ数や取得単位数の制限などはありません。両コースに内容の違いはないのですが、安価な更新コースは現在有効な認定証がある人しか利用できません。
3コンテンツの受講を完了(進捗100%)することで1単位となり、受講月の月末日付に単位として付与されます。受講データは翌々月末までにPECSに反映されます。(4月に9コンテンツを受講した場合、4月30日を単位取得日として、3単位が6月末までにPECSへ反映)
1講座30分程で、3講座で1単位となります。動画の最後に確認テストがありますが、点数は関係なく申請が可能です。
講座数:804講座(268単位)
受講期間:登録から翌年の4/30まで
確認テスト:点数に関係なく申請可能
受講料(10%税込): 16,500円(新規申請)、8,800円(更新)
支払方法:クレジット決済、郵便払い込み
PECSへの反映:受講完了月の翌々月末までに
⑤:ファーマストリーム
『ファーマストリーム』は講義動画は基礎編と実務編に分かれており、コンセプトは基礎を中心に集中して学習するスタイルです。
取得単位は申請当月末の受講日として、2ヶ月後の末日に研修センターが登録します。単位が反映されるのはそれ以降です。更新場合はの前月までに単位申請を行うようにしましょう。
講座数:340講座
受講期間:1年間
受講料(10%税込):22,000円
支払方法:クレジット決済、銀行振り込み
PECSへの反映:2ヶ月後の末日以降
その他の勉強ツールとしておすすめできる『m3.com』
「m3.com」とは日本最大級の医療従事者に向けた専用のサイトです。医療版のYahoo! JAPAN的ポジションで医療系ニュースを無料で読めます。新薬情報・業界の動向・調剤報酬改定の速報など幅広いアンテナをはっておけます。
薬剤師の会員による掲示板もあり、スキマ時間に眺めているだけでも新鮮な知識が手に入ります。
登録が完了すると1〜2ヶ月でAmazonギフト券3,500円分を貰うことができます。
私が実際にポイントが反映されるまでは40日程かかったので、無料登録だけでも早めに済ませておきましょう。
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m3.comの初回登録でもらえるポイントは、現在もおトクすぎて薬剤師へのボーナス的キャンペーン。過去最大の登録ポイントが貰える今のうちにアマゾンギフトに交換しておくのがオススメです。
本当に必要とされる薬剤師へ
いつでもネットで受講で完結し、受講制限もないeラーニングを選んだので、最短で研修認定薬剤師の単位が必要な方にオススメです。
どうしても更新が間に合わない場合は、根気を出して新規登録として40単位を集め切ってしまうのも一つの手段です。新規登録の場合だと新規認定申請日より遡って4年以内に40単位以上取得することで申請可能です。
更新までの期間に余裕があればオススメのeラーニングもあるので、一度じっくり選んでみてください。
単位集め制度に振り回されるの薬剤師から、本当に必要とされる薬剤師になれるよう、一緒にがんばりましょうね!
自分の価値を上げるための転職
忙しすぎる職場でどれだけ自己研鑽をしようとしても長続きしません。
自分のために成長できる環境を用意してあげることが薬剤師にとっては最高の自己投資だと考えます。
特に残業が多い、通勤時間が長い、単調な業務内容、給与が少ない(上がらない)という人は一度自身の環境を見直し転職活動をしてみることで今より良い環境にステップアップできるチャンスと考えてみましょう!
すぐに転職はしなくても、自分の住む地域の平均年収や有給休暇の取りやすさ、経営者が求めている資格やスキルを知ることは、たとえ転職を選ばなくても今の仕事を続ける上でもプラスになります。
自分のキャリアについて相談できる転職エージェントを見つけておくと、いざ本気で転職したくなった時にも安心です。
転職サイトを上手に活用し、楽しい薬剤師ライフを送りましょう!
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